からからつみき

2018.01.17

からからつみきで非認知能力を高める

からからつみきで「人間として生きていく力を育む」ことって?

「からからつみき」は、多くの幼稚園、保育園、児童館や放課後デーサービスの教室などに導入していただき、子ども達の想像力や集中力、微細運動を鍛えるおもちゃとして、高い評価をいただいています。

付属の見本を見て、それと同じように猫などの動物を平面で作ってみたり、難しい作品に挑戦してみたいという気持ちから、他生や指導員を自発的に遊びに誘う姿が見られています。見本の作品を作る際の組み方も、見本を皆で囲み、「こうかな?」「もう少し斜めかな?」などのように、生徒同士で考えを共有し、試行錯誤する姿が見えたそうです。「城作り」などテーマを伝え、数人で話し合いをしながらテーマに沿った作品を作り、終盤には班ごとに作品の名前や、頑張った点を添えて発表の時間を設けているそうです。

「からからつみき」を導入することで、子どもだちが共同作業するというきっかけが作れたり、決まったあそび方がないため、各々ルールを考えてコミュニケーションを取りながら、新しい遊び方が生まれたりします。作った完成作品について説明をするという「聞く」「話す」スキルや、それをみんなに披露することで、褒めてもらい、自己肯定感の向上にもつながります。

また、倒れたつみきが他生の作品にぶつかり壊してしまう予期せぬトラブルが起こった際にも、指導員がすぐに介入し、代弁するのではなく、話し合いのためのヒントを与えながら、「つみきを高く積むときは、周りに人が少ない場所でやる」「わざとじゃない場合もあるから、出来る限り許してあげる」というルールを取り入れ、遊びを通して、コミュニケーションスキルを向上させるきっかけにもなっています。

子どもたちの世界では、同じことが同じように出来ることの方が珍しいのです。子どもたちは教育して育てるのでなく一人一人の可能性を子どもたち自身に気づかせてあげること、自分がまわりから必要とされていると気づかせてあげることが大切ですね。

 

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